AE86 4A-GE 20バルブエンジンスワップマニュアル
☆4A-GE20バルブエンジンへの積み換え手順の説明です
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@助手席足元の内張りを外しCPU及びジャンクションBOXに接続されているエンジンハーネスのカプラーを外します ◆CPUも外します ◆室内のハーネスはここ以外は外す必要はありません |
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Aウォッシャータンクを外してエンジンハーネスをエンジンルームに引き抜きます ◆エンジンルーム内で接続されている配線も外します |
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Bエアコンコンプレッサー、パワステポンプはエンジンルームに残します ◆ミッションも降ろした方がエンジンの脱着が容易です |
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Cヒーターバルブもエンジン搭載時邪魔になりますので取り外します ◆ヒーターコアのパイプから古いホースを外す際はカッター等で切れ目を入れてパイプに負担を掛けない様ご注意下さい |
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Dキット組み込み済みエンジンに16バルブエンジンから、マウント、ステフナー、加工済みオルタのステー、バックプレートを移植します ◆パイロットベアリングも取り付けます(キットには付属していません) |
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Eキット組み込み済みエンジンに16バルブエンジンからマウント、ステフナー(こちら側はボルト1本止めになります)エアコン、パワステのステー、オイルエレメントの取り付けボルトを移植します |
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F画像は水周りの配管のイメージです ◆実際は水回りのブロックはエンジンに取り付けてから搭載します ◆付いているホースを長さを合わせてカットして取り付けます ◆ホースの劣化にご注意下さい |
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Gエンジンを搭載しましたらミッションを積みマウントを固定してからロアホース、ヒーターホース、アッパーホースの順に配管していきます ◆取り回しはスロットルリンケージに干渉しない様にご注意下さい ◆各ホースバンドの向きなども近辺のホースを傷つけない向きで取り付けます |
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Hホース類を取り付ける際は各部の干渉にご注意下さい |
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IAE86のラジエターホースと接続したらインマニのステー等にタイラップ等でホースを固定して下さい |
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J水回りの配管を固定した後、燃料ホース、FUELリターン、ブレーキブースターの配管を取り付けます |
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K負圧の取り出しは3箇所あります。全部塞いでも問題ないですが電気負荷アイドルアップやオートエアコンの負圧を取りたい場合は画像のように取って下さい |
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Lエンジンハーネスを取り付けセンサー類を取り付けます ◆室内はAE111CPUを取り付け配線5本を説明書に従い半田付けします |
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Mキット付属のコイルのステーでイグナイター、コイルを固定して配線します |
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Nキットのエンジンハーネスはサービス端子のギボシ以外は余りませんので付け忘れにご注意下さい ◆バッテリーマイナス端子からのボディーアース部分、ボディーアース部分からイグナイターコイルステー、イグナイターコイルステーからシリンダヘッドへのアースを取る事を推奨します ◆バッテリーマイナス端子からのボディーアース部分において、ネジ穴が錆付いて通電せずにアースが取れない場合があります。ネジ穴にタップをかける、又は接点部分の塗膜をヤスリ等で削り落として地金を出し確実に通電する様にして下さい(地金を出した部分は防錆剤やグリスを塗って防錆してください) |
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Oエアコン、パワステ、タコ足等を付けていきます ◆タコ足が入り難い場合はVVTのソレノイドバルブを外すと入れ易いです |
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P冷却水を注入の際は水ブロックの水温計のセンサーを外して車を水平にして入れた方がエアが抜け易いです。そこから冷却水が出てきたらセンサーを取り付けます ◆エンジンを始動後のエア抜きはサーモスタットが開いてロアホースが暖まるまで十分行なって下さい |
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Qオイル量を確認後エンジンを始動して暖機後TE1−E1を短絡して点火時期を9〜11度に合わせて下さい ◆暖機後オイル漏れ、水漏れをチェックして完成です ◆水温が80度近辺まで上がらないとアイドルアップが効いてしまいますのでアイドリングが高い場合はチェックしてみて下さい |
遂に4A-GE20バルブが載った!作業漏れ、不具合が無いかもう一度チェック!